これまでのできごと〜6月審査会を終えて〜
6/26、今回の套路審査会は形意拳クラス1名、螳螂拳クラス2名でした。
暑い中、マスクをしながらの演武でしたが全員精一杯頑張りました。
まずはI指導員からS君の寸評をお願いしたいと思います。
形意拳クラスのS君が、6月の進級審査に臨みましたので、寸評をさせていただきます。
私個人の好みなのですが、彼の粗削りではあるものの、柔軟かつダイナミックな形意拳がとても好きで、今回学んでいただいた「八式拳」という套路は、そこに形意拳らしい強さをプラスするテーマがありました。
その辺りの学びをクリアーして、無事合格しました。
おめでとう。
課題としては、片足立ちになる動作、今回だと「十字脚」、他にも、「龍形」などもそうですが、どうしても重心位置が高くなり、体が浮いてしまいます。
また同じ理由で、大きく踏み出して片足になる瞬間や、上半身を伸ばす動作でも、体が浮きやすくなります。
体が浮きやすい動作の時こそ、意識して下半身を沈めて下さい。
丹田の位置を気にしながら、練習に取り組むと出来るようになりますので、頑張って取り組んでみて下さい。
次回からは少し形意拳を離れ、24式太極拳を学ぶ事になりますが、太極拳の体の使い方は、形意拳を深めるためにも大いに役に立ちます。
しっかり学んで下さいね。
(形意拳クラス指導員 I)
螳螂拳は二路長拳と五虎群羊刀でした。
二路長拳のUさん、多少りきみがあり、視線が落ちることをアドバイスしました。
とはいえ、入会の頃に比べて随分と腰の位置も下がり力強さがつちかわれてきました。
五虎群羊刀のR君もには、肘を突っ張って構えてしまう癖を直そう、大地の地力をもらう胆力をつけようとアドバイスしました。
R君の日頃の練習態度は素晴らしいもので「全体休憩までは各人で休んで下さい」とアナウンスしていますが、休んでいるところを見たことがありません。
2ヶ月に一回の審査会で仲間の良いところをどんどん吸収していって下さいね。
(伊藤英明東海支部長)
日中武道研究会東海支部では、コロナ対策をしっかり行いながら、
三重県四日市市にある、あさけプラザにて、小学生から年配者まで、
リモートワークで運動不足のあなた、一緒に体を動かしませんか?
中国武術の魅力と仲間がいれば、気持ちの良い汗をかけると思いますよ。
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