東海支部ニュース3月号巻頭言·武林茶話「彼も反省していていることですし」
道場を主宰していれば、叱らなければならないときが多々あります。
それは大人も子供も関係ありません。
叱ってくれる人もいなくなった大人も叱るときは叱ります。
叱られることが好きな人ってそう多くはないでしょうね。
会員の結婚のことで、叱らなければならないときがありました。
日中武道研究会はお見合いサークルではありません。
道場内の結婚や恋愛を否定しているわけではありません。
結婚相手探しだけを目的にして、修行がおろそかになる事に苦言を私は呈しています。
師·江口先生が「道場はお見合いの場所やないんや、二人が二人の世界にこもらず、ともに成長していける場所」とおっしゃられていたことは今でも心に残っています。
悲しきかな二人の世界にこもってしまうことが多いので私は叱ります。
それを受け止め精進し、武術を続けている人は困難な道を選んだと私は信じています。
私が叱った会員を、古参の指導員が「彼も反省していていることですし」とフォローしてくれました。
当人の頑張りと先輩のフォローで東海支部はより仲間の絆が太くなったと自負しています。
昔、私に叱られても、すねずに頑張った会員が合宿のとき勝手な行動をした新入会員を叱ってくれました。
そして私に、こう言いました…「彼も反省していていることですし」と。
伊藤英明
日中武道研究会東海支部では、コロナ対策をしっかり行いながら、
三重県四日市市にある、あさけプラザにて、小学生から年配者まで、
リモートワークで運動不足のあなた、一緒に体を動かしませんか?
中国武術の魅力と仲間がいれば、気持ちの良い汗をかけると思いますよ。
ぜひ一度、見学に来てみませんか?
ご連絡、お待ちしております。
連絡先は、こちら → https://www.buken-tohkai.com/
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