『コロナ禍も、捨てたものではない』

日中武道研究会・東海支部ニュースより転載

巻頭言「武林茶話」


昨今のコロナ禍によって、東海支部も大きな影響を受けました。

それぞれの職場や家庭の事情で、会を離れざるを得ない、それは致し方のないことです。

しかしそんな中、継続して練習に来られている会員さんには、本当に頭が下がります。

そんな会員さんを見るにつけ、私は『義』とい言葉を思います。

正義、義理堅い等々、様々な言葉に使われる『義』ですが、これは本来「貫き通すこと」という意味があります。

正義とは、正しい事を貫き通すことであり、義理堅いとは、礼節を貫き通すことです。

一度や二度の行為ではなく、それを継続し貫き通して人生を全うする、歴史上の人物で『義』を戴く偉人は皆、何かを貫き通しているはずです。

私が『義』を語るなどおこがましいことですが、コロナ禍にあっても練習に参加し続ける会員さん、そして何より伊藤先生を拝見するにつけ、

我々は武道という道を共に歩み貫くという意味で、『義』の道も共有しているのではなかろうかと思えてならないのです。

「貫き通す」ことは、言うほど簡単ではありません。

しかし今回、どのような状況になったとしても、先生や支部のみんなと一緒なら、この武の道を「貫き通す」ことができるのではなかろうかと、そう気付かせてもらえました。

まだまだ油断のならないコロナ騒動ではありますが、そういう意味で、「コロナ禍も、捨てたものではないな」と思った次第です。

形意拳クラスI指導員


日中武道研究会東海支部では、コロナ対策をしっかり行いながら、

三重県四日市市にある、あさけプラザにて、小学生から年配者まで、

毎週土曜日の19:00から、楽しく練習を行っております。

リモートワークで運動不足のあなた、一緒に体を動かしませんか?

中国武術の魅力と仲間がいれば、気持ちの良い汗をかけると思いますよ。

ぜひ一度、見学に来てみませんか?

ご連絡、お待ちしております。

連絡先は、こちら → https://www.buken-tohkai.com/

日中武道研究会:東海支部長ブログ

日中武道研究会東海支部は、三重県四日市市で、中国武術(螳螂拳・太極拳・形意拳)及び合気道を指導しています。