私の好きな武術映画や武術書籍の中でも、いわゆる武術作品と言われるものでは無い、現代アクション作品において、武術の技が光る殺陣(たて)を見せてくれた『SP~警視庁警備部警護課第4係』ドラマシリーズと、その映画『野望篇』『革命篇』を挙げたいと思います。
特に武術的には、この中でも映画『野望編』の殺陣が良かったです。
主人公:井上薫巡査部長役の岡田准一が見せるアクションの数々は、彼の学んだ武術をベースに構成されています。
彼が学んだジークンドーやカリ(フィリピン武術)、修斗(しゅうと:日本の総合格闘技)、また シラット(インドネシア武術)の技を使った逮捕術なども散見します。
ジークンドーといえば、武研ではお馴染みの、かのブルース・リーが体系化した武術ですね。
残念ながら、本作品でこれぞジークンドーという技は見つけられませんでしたが、ブルース・リーも学び、映画『燃えよドラゴン』で披露されたカリの技は、警棒術においてしっかり表現されていました。
またアクションだけでなく、ストーリーも国家を揺るがす「陰謀」や、「大儀」に基づくテロリズムは正義か悪か、腐敗した政治家を命をかけて守るSPの葛藤などなど、見どころ考えどころ満載の作品でございました。
東海支部指導員 I
日中武道研究会東海支部では、コロナ対策をしっかり行いながら、
三重県四日市市にある、あさけプラザにて、小学生から年配者まで、
リモートワークで運動不足のあなた、一緒に体を動かしませんか?
中国武術の魅力と仲間がいれば、気持ちの良い汗をかけると思いますよ。
ぜひ一度、見学に来てみませんか?
ご連絡、お待ちしております。
連絡先は、こちら → https://www.buken-tohkai.com/
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